cuemol2/MouseInputConfigCueMol: Molecular Visualization Framework |
分子ビューにおけるマウス入力の設定CueMol2.0.1.X以降では,分子ビューにおけるマウス操作をカスタマイズすることが可能です. ただし,残念ながらMacOS X版では期待した通りに動くよう実装できていません. 今後修正していく予定です. メニュー「Edit」→「Options」を実行すると,
以下のような設定ダイアログが表示されます. 上部のアイコンのうち(全部同じですが...),Mouseというのを選択すると, マウスに関する設定が表示されます. 分子ビュー操作のプリセット設定View operation presetという項目は,マウス操作と対応する動作の設定です. 新規インストール直後はCueMol独自の操作系(Default)になっています. 他に,CootとPymolがあり,それぞれの既存アプリに近い操作系になります. Default
Coot
Pymol
分子ビューの回転操作感度の設定XY-rot sensitivity項目は, マウスドラッグで分子ビューを回転させる場合の感度を指定します.
トラックパッドなどドラッグ範囲が広く取れないような環境では,デフォルトより値を小さくすると操作性が向上するかもしれません. 原子ピックの感度設定Pick precision項目は, マウスで原子をクリックした場合,画面上どれくらい離れていても許容するか(あたり判定)を指定します. デフォルトは10ですが,これは画面上でクリック位置から10ピクセル範囲に原子があれば, ピックされるということです. クリックしてもなかなか目的の原子が選ばれない場合は,この値を大きめに設定すると選択しやすくなるかもしれません. 慣性スクロール設定Momentum scrollという項目をonにすると, 回転,併進スクロール時に素早くマウスを動かすと 速さに応じて慣性スクロールをするようになります. |