cuemol2/POVRayRenderLightingCueMol: Molecular Visualization Framework |
光源の設定についてPOV-Ray rendering dialogを利用してrenderingをおこなうにあたって, シーンによっては光源の設定を変えたほうが見やすくなる場合があります. 光源設定は,POV-Ray optionsタブのLightingで設定できますが(下図参照), 設定方法はrenderingの方法(Raytracing法かRadiosity法か)によって変わってくるため,個別に説明します. 光源の種類CueMolが出力するPOV-Rayファイルでは,以下の2つ(Radiosityの場合は3つ)の光源を使用してrenderingするようになっています.
以下はdialogの各設定の説明です. Raytracing法の場合
ちなみに,Raytracing法の場合は,shadowをon/offにする,あるいはspreadを1以上にする,以外はあまり設定をdefaultから変更しなくても適当な明るさの画像が出来るようです. Radiosity法の場合
効率的な設定法Radiosity法の場合は,Ribbon modelなど光が全体に行き渡り易いシーンではdefaultの設定で問題ない場合が多いです.このページのサンプルのようなsurface modelのcavity内の図の場合は,ややシーン全体が暗くなりすぎる傾向があるので,default値からFlash fractionやIntensityを増やしたほうが良いかもしれません.しかしながらrenderingには時間がかかるので,いきなり最終qualityで試行錯誤を行いだすと非常に時間がかかってしまいます.たとえば,以下の方針で行えば効率的に条件検討が行えます.
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