cuemol2/CameraVisFlagsCueMol: Molecular Visualization Framework |
Cameraにrenderer等の表示・非表示状態を保存するCameraには,現在の視点等の情報以外に,objects/renderersの表示・非表示状態を保存することが可能です.
などの場合に使用すると便利です. 表示状態の保存Cameraに表示・非表示状態(vis flags)を保存したい場合は,対象cameraを右クリックし,表示されるcontext menuで「Save from scene (with vis flags)」を実行します. 「Save from scene (with vis flags)」を実行すると,現在のsceneの全てのobjects/renderersの表示・非表示状態が対象とするcameraに保存されます. Cameraに表示・非表示状態(vis flags)が保存されている場合は,そのcameraの項目の横に目のアイコンが表示されます(ただし現バージョンではバグで表示されないことがあります) 保存した表示・非表示状態の復元Cameraに保存されている表示・非表示状態(vis flags)を復元したい場合は, 対象cameraを右クリックし,表示されるcontext menuで「Load to scene (with vis flags)」を実行します. あるいは,cameraをdouble clickしても同様の効果があります. このとき,保存されている表示・非表示状態以外にも,context menuの「Apply to view」同様に, 視点情報なども現在のviewに適用されます. 表示・非表示状態を編集する上記のcontext menuから「Edit vis flags...」を実行すると,該当cameraに保存されている表示・非表示状態(vis flags)を編集することができます.以下のようなdialogが表示されます.
表示・非表示状態をすべて削除する上記のcontext menuから「Clear vis flags」を実行すると,対象とするcameraに保存されている表示・非表示状態(vis flags)が全て削除されます. さらに,表示・非表示状態が削除されると,そのcameraの項目の横に表示されていた目のアイコンが消えます(ただし現バージョンではバグで消えないことがあります). その他従来からある
メニューについては,cameraの視点設定などのみが現在のviewに適用され,表示・非表示状態は無視され,scene中のobject, rendererの表示非表示状態には影響しません. これを利用して(ややトリッキーですが),あるcamera (A)から別のcamera (B)に表示・非表示状態(vis flags)のみをコピーすることが出来ます.
注意点:camera context menuの他の項目については,Documents/GUIのチュートリアル(CueMol2)/Step9とcuemol2/CameraFileを参照してください. |