cuemol2/POVRayRenderDialogCueMol: Molecular Visualization Framework |
POV-Ray rendering dialogについてこのセクションでは, POV-Ray rendering dialogについて説明しています. ツールの実行方法メニューの「Render」→「POV-Ray rendering ...」を実行すると, POV-Ray rendering dialogが表示されます. 各設定の説明以下では,各設定の意味を説明しています. Main options
POV-Ray options
POV-Rayのpath等の設定上記の設定のうち,Povray-exe-pathとPovray-inc-pathについて説明します. Windows〜-povray-setup.exeというファイルからインストールすると,console用povrayが同梱されており,これらの値は同梱版を指すように設定されているため,特に何も準備する必要はありません. 非同梱版の場合 ダウンロードしたものを,まず適当なところ(デスクトップなど)に展開します. 今,CueMol2がC:\Program Files (x86)\CueMol 2.0にインストールされているとすると, その中に,上記のzipファイル中のpovrayフォルダごとコピーしてください. (場合によっては管理者でないとコピーできないというダイアログが出てくるかもしれませんがOKしてコピーしてください.) C:\Program Files (x86)\CueMol 2.0\povray\povray.exe というファイルがある,かつ C:\Program Files (x86)\CueMol 2.0\povray\include というフォルダ中にいろいろincなどのファイルがあるようになっていればOKです. ダウンロード後展開した実行ファイルは,実行すると警告ダイアログが出る場合があります(Windows7など).一度実行して,警告ダイアログが出ないようにしておいてください. MacOS X〜+povray.dmgというファイルからインストールすると,console用povrayが同梱されており,これらの値は同梱版を指すように設定されているため,特に何も準備する必要はありません. Renderingの開始と画像の保存下方にあるStartボタンを押すとrenderingが開始されます. Rendering中はStartはStopボタンに変化するので,中断する場合は,Stopを押せばよい. Renderingの進捗に従って,preview部分にrendering中の画像が表示されます. Renderingが完了すると,
Closeを押すと,POV-Ray rendering toolを閉じることができます. POV-Ray rendering dialogが表示中も,メインのウィンドウを操作することが可能です. シーンを編集し,再度表示中のPOV-Ray rendering dialogに戻ってRenderingを行うと, 編集作業が反映されたシーンがrenderingされます. (ただし,タブを切り替えて別のシーンに移った場合は,いったんdialogを閉じて,再度dialogを開かなければ 前のシーンがレンダリングされてしまいますので注意してください.) RenderingのLogCueMol2.1以降では,レンダリング時にPOV-Rayがstdout(or stderr)に書き出す情報が,log window (チュートリアル参照)に表示されるようになっています. もし,うまくレンダリングが行われない場合は,log windowを参照して,エラーレポートをお願いいたします. |